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中国の活力と日本

2009/11/14
先月10月27日より30日まで、中国北京に行ってきました。

台湾や香港には行ったことがあったのですが、これだけ世界から注目されているお隣の中国本土には今まで行ったことがなく、機会があれば一度向学の為訪れてみたいと常々思っておりましたところ、「テックケア・アジア」という世界規模のクリーニング展示会が北京で行われるという事でしたので思い切って行ってきました。

皆様の中国のイメージはどうでしょう?私の個人的な中国のイメージは、まず「万里の長城」などの歴史的な遺産や、「パンダ」などの自然やおいしい中華料理というプラスのイメージもありますが、「トイレが汚い・トイレに仕切りがない」「閉鎖的」「公害」などの悪いイメージも正直ありました。

福岡空港を飛び立ったあと飛行機は北京に到着する前に「大連」という中国の都市を経由したのですが、ここでまず驚かされたのが、滑走路に沿って見渡す限り高級マンションが続いていたことです。いったい何棟マンションがあるのか想像ができないほどで、こんな風景は見たことがありませんでした。

また飛行機が到着した北京国際空港は私のイメージを一新しまました。成田国際空港や関空と遜色ない程大きく先進的な空港であり、数十個ある荷物の取り出し口一つ一つには100インチを超える巨大なテレビが設置されており、そこに中国製の車や電化製品のコマーシャルが流れていました。最初は日本にもよくあるただの看板かと思っていましたが、いきなりどんどん画面が変わったので驚かされました。また町は車で溢れ、自転車よりモーターで走りバッテリーがなくなったら普通に自転車としても使える「電気自転車」が主流でした。

北京に到着したのは夜でしたのでその日は食事をして休み、翌日早朝より通訳のリュウさんを伴い目的の「テックケア・アジア」に行って参りました。ここでも大変驚かされました。近年日本で行われるクリーニング展示会は不況の影響でクリーニング機械の展示は少ししかありませんが、ここでは大量の水洗機、ドライ機、仕上げ機などが所狭しと並んでいました。そしてそのほとんどが「中国メーカー」の製品で、性能や見た目も日本製と遜色なく価格は半額から2/3程度でした。いままで「中国製なんて!」とタカを括っていた日本のクリーニング機械メーカーにとっても脅威だったようで夜会食した機械メーカーの方は「今後の生産は中国で行う!そうしないとあっという間に世界のクリーニング機械市場は中国メーカーに食われてしまう。」とおっしゃっていました。

その後は数店のクリーニング店の見学やスーパーや商店街の見学に行きました。北京のクリーニング店は店舗と工場が一体になったユニットショップがほとんどで、日本のような取次だけの店舗は見かけませんでした。またお店は思ったよりもきれいで、単価も日本より若干安い程度でかなり高級なようです。スタッフも今時の若者らしく愛嬌もあり、「中国人は無愛想」というイメージはいたるところのお店のスタッフが払しょくしてくれました。しかしスタッフのお給料は「部屋付き」「食事付き」ではありますが週一休、一日9時から21時までの12時間労働で月15000円と大変安いものでした。時給に直すと当社と比べても1/10ですが、しかし知り合いも住むところもない地方からの出稼ぎ労働者にとっては貴重な勤め先だそうです。また驚いたことにそんな経済状況の中でも中国の若者は両親や故郷への「仕送り」は欠かさないそうです。じつは中国では「日本の若者は中国に比べてはるかに豊かなのに両親に仕送りをしない」ということがちょっとした噂になっているようで、「なんでなんだ?」と意地悪そうに質問され答えに窮しました。孝行は人の道ですし、自分や自分の周りを幸せにする大切な行為です。金額の問題じゃありません。少しでもいいので仕送りするよう、家にお金を入れる様にがんばりましましょうね。この話は長くなるのでまた今度。

翌日は午前中から「万里の長城」と「オリンピックスタジアム」「北京動物園」「故宮」に観光に行きました。どこも中国国内の観光客で溢れ、手にはみんな日本や韓国製のデジカメをぶら下げていました。実は中国ではデジカメ等の贅沢品は1.5倍の関税が掛かり、日本より高い値段で売られています。それが日本より遥かに所得の低い中国でこれだけ売れているというのはそれだけ「生活向上意識」つまり将来への「希望」が溢れているように感じました。これが中国躍進の一番のエネルギーだと思います。日本の高度成長期であった昭和30年代~50年代もこんな感じだったのではないでしょうか。

ちなみにトイレは北京オリンピックを境に整備され昔の仕切りなしの汚いトイレは都会や観光地ではほとんどなくなったそうです。私も安心して用を足すことが出来ました。ちなみに田舎や都市部でも未整備の地域は未だに仕切りなしのトイレなのでご注意を^^;

最後に、帰りの車中で通訳の方が私に言ったことがすごく心に残りましたのでご紹介します。
彼曰く「日本に是非行ってみたい。日本は社会保障も整備され素晴らしい国です。中国は社会主義(共産主義)といっても実際今は完全な資本主義・競争主義です。われわれから見れば中国より日本の方がはるかに社会主義(共産主義)国家です。なぜなら高齢化が進み国民の5人に1人が年金をもらっているし、所得のない方や低い型は生活保護もあるからです。中国にはそんな社会保障はありません。」と・・・
中国人から見た日本がそういう風に見えていることに大変驚きました。そして確かに日本はそういう道を歩んでいることに改めて気付かされました。来年度の日本の予算は税収の3倍で、国の借金の総額は国民総生産の2倍です。日本の幸せは本当に現実のものなのか永遠なものなのか危機感を覚えます。

しかしソフトバンク社長孫正義氏が講演でおっしゃってました。「国が出来ないのならば企業がやればいい。我々の未来は我々がつくればいい」。幸せや希望は誰かがくれるものではありません。「自分」で作るのです。そして「自分」の集まりが「会社」であり「地域」であり「国」なのです。

今回の旅で中国の素晴らしさも実感することが出来ました。しかしそれ以上に我々の素晴らしさも実感することが出来ました。やはり我々は勤勉です。キレイ好きです。約束や時間を守ります。情に厚いです。正義感が強いです。他にもたくさん世界に誇れるいいところがあります。国や政治だけに頼るのではなく我々が自信を持って未来を切り開くことがもっと大きな幸せを自分たちに与えてくれるのではないでしょうか。

素晴らしい機会をいただきましたスタッフの皆様に改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。
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16:42 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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